旅日記

2002年5月21日(火) 別府の秘湯(クソ山奥)

昨日は平和公園っていう所のベンチで寝た。寝始めると、急に『ガサっ!』っていんで起きたら猫だった。その後、もう少しで眠れるって時に犬が近寄ってきて吠え始めるしでなかなか寝させてくれなかった。そして朝、カラスの大合唱で目覚めた。眠たいけど5時半に出発した。
朝の忙しい10号線をひたすら進んで、道の駅で休みながら大分の手前までやってきた。そして福岡県側の16号線で耶馬溪に向かった。そんなに遠くなくて、青の洞門に到着。これは、1700年代に禅海和尚が岩壁を通る人が苦労しているのを見て、一人で岩に穴を開け始め、300m以上の穴を30年もかかって、のみと槌だけで貫通させたという洞窟。それを通りながら、俺の旅なんて楽なもんやと思った。でも禅海和尚は、しまいには通行料を徴収し始め大儲けしたというのを読んで爆笑した。通過してもう少し先の羅漢寺まで来た。登るのにロープウェイがあるので歩きはきついかと思ったけど楽だった。そこの五百羅漢にはみんなが願いを書いたたくさんのしゃもじが張りつけてあった。下山して、自転車道があるのに気付いて、調子こいて猛スピードでカーブを曲がったら、路面が砂だらけで激しく転倒!痛い。
そしてオランダ橋のパン屋でやばぼうろっていうの食って、橋を渡って10号線に戻ってきた。
宇佐市に入って、全国の八幡宮の総本山っていう宇佐神宮に参拝。あとは別府を目指して進むだけ。別府といったらやっぱり温泉ということで、途中で安い所がないか調べてたら、無料の所が紹介されてたんで、地図を頭にたたき込んで向かった。鉄輪温泉というほうから行ったほうが近そうだったんでそこを通って行こうとすると地獄めぐりの地獄温泉がいっぱいあって、かなり急な坂が続いて俺には坂地獄やった。とにかく坂だらけでやっと記憶した入り口っぽい所にきた。看板も何もなく、人に聞いた道をさらに上がって行く。1kmくらい上がって何か違うような気がしてきて、戻って寺がある道へ行ったりしたけど行き止まり。車も家もない山の中で丁度、道の空き地で休んでる人がいたんで聞いてみると、この先には何もないような事言われた。しばらく話して明るいうちにもう少し上へ行って何もなかったら帰ることにした。さっき来たすごくきれいな山の所で軽トラックの夫婦の人に出会い尋ねると、親切に教えてくれた。これでもう大丈夫と思って進むと3本道の分岐点に出た。分岐点は聞いてない…。そこに立ってた分かりにくい地図と記憶を便りに真ん中の道を進む。しばらく上がると、バイクに乗った兄貴が下りてきた。自転車に乗ってきた事にびっくりしながら親切に教えてくれた。そしてその後の分岐点もクリアしてついに到着。いろんな人に助けられてやっと到着できて、うれしくて自転車も川を越えて温泉の横までひいてきた。
湯の横に看板が一つ「ヘビん湯」。誰もいない。早速入ると、熱すぎず冷たすぎない今の自分にぴったりの温度。こんなすばらしい温泉が、無料で一人じめできて最高の気分。30分程入って、なんかカップルがやって来たし暗くならないうちに出発。ひたすら坂を下って別府市街に出た。のんびりと大分市まできて今日はおしまい。

今日 174km 合計 6470km

青の洞門
青の洞門
禅海和尚
禅海和尚
宇佐神宮
宇佐神宮
ヘビん湯
ヘビん湯

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