旅日記

2002年7月4日(木) 霧男にちがいない

昨日は釧路市の体育館の見つかりにくそうな暗い所で寝た。朝4時にあまりの寒さで起きてまった。しょうがないで出発。釧路湿原ってのを見てみたいけど、一番景色がよく見えるという細岡展望台へは20km以上の距離があって面倒くさいので途中の岩保木山ってとこなら、10km位やしそこ行って戻ってくることにした。国道から山に向かって道を進むと、早速、鹿がいた、人はいない、道は凸凹。やばい…熊でるかもしれんって思ったら、怖くなってきた。標高100mなんでたいしたことないと思ってたら、あほみたいにひどい道でやっと山頂に到着した。視界0。やはり霧男なのか〜。いっそう湿原が見たくなったもんで、そのまま山道を進んで、細岡展望台を目指した。5kmくらい山道を進んで、老夫婦が登山してるのに出会って一安心した。すると山からキタキツネも出てきて道の真ん中に座り込んでしまった。逃げないで人なつっこい。「きっとえさをもらったことがあるんだな、だからまたもらえると思って、出てきた。だけどえさをやると、野生の感が鈍るからやっちゃだめだよっ!」て教えてもらった。そやで何枚か写真撮って展望台に行った。ヤッター、すげー。なんちゅう景色。これが日本なんて…。っていう大湿原のパノラマ。やっぱり霧で山までは見えんかったけど十分感動した。あほ。キタキツネが展望台まで付いて来たけど、えさがもらえないと分かると山へ帰って行った。いい景色もとれたし根室に向かったんやけど、さっきまであったタオルがない事に気付いた。キツネが自転車のかごとかいじっとったけど、何も入ってないしほっといた。キツネがタオルを持って行ったのだろうか。汚いタオルを何に使うんやろうか?
随分予定が遅くなってまったのでひたすら漕いだ。達古武沼厚岸望洋台を過ぎて根室市に突入。道の駅「スワン44ねむろ」(風蓮湖)でオランダせんべいっていうのを発見して、触った感触が好きな感じだったんで買ってみた。若干しけった感じが好きなんやけど、なかなかうまかった。また偶然、岐阜から来たというバイク兄貴と出会った。岐阜におると旅がしたくなるんかな。暗くならんうちに、ひたすら納沙布岬を目指す。国境が近いせいかロシア語の標識も見られるようになった。根室に入ったあたりから、また霧が出てきて、根室半島に入った時にはもう景色どころではなかった、そのうえクソ寒い。後3kmって辺で、指がかじかんで動かなくなってまった。そんなふうになりながらやっと到着夏とは思えない寒さ。ここが国境なんやな。夜になりかかってたので、人もほとんどおらず、何かもの悲しい雰囲気やった。景色は思ったよりも見ることができてよかった。またさっきのバイク兄貴がおった。最東端のトイレ灯台を見て、少しでも明るいうちに根室市街に向かった。北方領土返還の看板(@Aを過ぎて到着したときは8時を過ぎて真っ暗になっていた。寒いんで、いいバス停で寝たい。

今日 219km 合計 13720km

キタキツネ
キタキツネ
釧路湿原
釧路湿原
オランダせんべい
オランダせんべい
納沙布岬
納沙布岬

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