旅日記

2002年7月6日(土) 滝風呂独り占め

昨日はシェルターで寝たけど、寒さで目が覚めて4時起き。片付けをして、ひっそりとした街中を抜けてしおかぜ公園を通過して、ヒカリゴケを見に行った。何も光らず…。多分天気とか、日差し具合が悪くてうまく光ってなかったんだと思う。戻って道の駅で歯を磨いてたらおっさんが話しかけてきた。山登りが好きで北海道の山をいろいろ登ってるというので、こんな朝っぱらから知床峠を越えても熊は大丈夫か聞いてみた。そしたら
熊は北海道で1500頭くらいしかおらんし、会うほうが難しい、今まで1回も会ったことないっ、熊除けの鈴も商売で売ってるようなもので、俺なんて付けてないよ
っていうのを聞いて、今までで一番安心して濃霧の中を走って行った。すぐに熊の湯っていう無料の温泉に到着。軽く入っていこうかと思ったら、6時から掃除タイムで8時まで無理やって言われた。ついてない。。。また峠に向かった。霧で視界が悪く車も走ってない道はやっぱり怖かった。それで音楽を聞いて気を紛らして進んだ。そして標高が400m位の所にくるとなんと明るくなり出した。さらに上に上がって気が付いた。霧が晴れたのではなくて、霧の上に出たのだと。すごい景色!見下ろせばまさに雲海や。そして峠のあちこちにが。俺半袖。知床で雪が降ったとは聞いてたけど、まさか残っているとは思わなかった。緩い坂なので漕いだまま知床峠まで行くことができた。素晴らしい眺め。寒いので一気にかけ降りて知床五湖に向かった。鹿があちこちにいるのを見ながら、到着。いっぱい観光客がいて賑わっていた。湖に鏡のように映る知床の山脈。熊が出るとかで1湖と2湖しか見ることができなかった。それから、岐阜で泊めてくれた友達がカムイワッカへは絶対行けっていうので、道が悪くなってきたがさらに奥へ進む。かなりの山道で心細かった時、前方になんとランニングをしてカムイワッカに向かう強者を発見。それも速いスピードで自転車なのになかなか追いつけなかったけどやっと横にならんだ。話をしながら勝手に一緒に行かせてもらう。東京の青梅から来たそうや。それから5kmくらい一緒に行かせてもらって、先に行っていいよって言われたので先に行った。もう熊のことなんか忘れてしまえた。しばらく行くとまたキタキツネがいた。いっぱい車が通るので、ここに居ればえさがもらえると知っているみたいで逃げない。でも餌を与えるのは良くないので、写真を撮ろうとしたら、ちょうどあくびしてくれていい写真が撮れた。そしてついに滝に到着して、早速滝を登り始めた。初めは靴が濡れないように進んだけど、途中からどうでもよくなって川の中を進む。なかなか危ないところで、俺の兄者が高校の時に履いていた何年前かわからん靴は、あほみたいに滑りまくって危険極まりなかった。やっとみんなが湯に浸かっている場所に到着した。まだ上にもあるみたいで、その横のかなり危険な岩場を登る太った人がいたので、俺もついて行った。ほんとにやばい、下を見ればもう戻ることができそうにない光景。まあいいやと思って進むと、太った人は上がったすぐの滝壷に入っていた。この上のまだ何かあるのか聞いてみたけど、その人も知らないみたい。またちょっと怖い崖を登ってさらに上に進むと、下のみんなが浸かっていた滝壷の2倍はある滝があって誰もいな滝壷があった。うれしくてすぐ服を全部脱ぎ捨てて真ん中に飛び込んだ…が足が付かないくらい深くて、なんとか岩場にしがみついて顔を出したら、目が開けられないくらい痛くて、顔じゅうひりひりしてきた。なんじゃこの湯はー。なんとか目も治ってきて、ゆっくりと入った。真ん中は深いけど、周りは大丈夫やった。頭に滝の湯を受けながら、天然のジャグジーを満喫。言葉にはできない。写真を撮ってほしかったけど、誰も来ない。泳いだり寝そべったりした。来た道は危険なので山のほうから降りてきた。戻る途中で先程のランニングマンに会ったので上に素晴らしい滝壷があることを伝えた。
後はずっと海沿いを進んで、オロンコ岩三段の滝オシンコシンの滝を見て斜里市街で休憩。そこで会ったバイクの兄さんが社会人だからと言って、ジュースをおごってくれた。それからトーフツ湖を通って野生花園エゾスカシユリなんかを見て網走まできておしまい。北海道はツーリングの聖地だけあって、バイクの人はもちろん自転車の方も多く見かける。外人さんなんかも多い。そして俺の逆でなぜか時計周りの人が多い…。

今日 158km 合計 14040km

知床五湖(一湖)
知床五湖(一湖)
眠たいよー
眠たいよー
カムイワッカ湯の滝
カムイワッカ湯の滝
エゾスカシユリ
エゾスカシユリ

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